自分の図面が立ち上がり、
建築物になっていくことに
醍醐味を感じます。

現在の仕事内容 写真

Work

プレストレストコンクリート造の柱、大梁、小梁などの部材の断面検討を行い、構造計算書や構造図を作成しています。建築物の施主様や意匠設計者、構造設計者の意図は皆様それぞれ。その意図を踏まえ、構造的に適正なのか、製造工程・製作コストは適切なのかなど、さまざまなことを考えます。入社以来19年目を迎え、スタッフに指示する立場になることが増えましたね。自分の考えを言葉にするのは難しいですが、簡潔にわかりやすくがモットーです。また、部材が図面通りに製作されているか検査するために、製造工場に出向くことも。実物を前にすると、図面には現れない問題点を発見し、今後の設計の注意事項になります。現在は大型物流施設の案件に関わっていますが、過去の経験を活かし、よりよい設計にすることを目指しています。

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小泉 奈美子Namiko Koizumi

設計部

1級建築士
プレストレストコンクリート技士

小泉 奈美子 設計部 写真
仕事のやりがい 写真

Motivation

市役所サービスセンターを兼ね備えた駅舎の建築に携わったときのこと。工期は駅舎と市役所サービスセンター、駐輪場の3つに分かれ、計画に携わってから竣工までに約3年かかりました。意匠設計者や構造設計者と一緒に、一からつくりあげたという実感から、関係者が一同に集まった竣工パーティでは、設計時の苦労が思い出され、胸がいっぱいになりました。設計の仕事は、資料や図面を期日内に提出するだけではありません。工事が始まってからも、施工手順が設計に沿っているか検証するため、施工現場に行くこともあります。自身が設計に関わった建築物が、図面という二次元から建築という三次元になっていく様を見ると、無から有を創造していることに感じるやりがいもひとしお。今後も机上の作業だけでなく、もの作りの現場に関わっていきたいですね。

Objective

今は、構造設計一級建築士の取得を目指しています。資格の取得には、普段扱っているプレストレストコンクリート造だけでなく、鉄骨造や木造など構造全般の知識が欠かせません。資格の勉強を通して知識を増やし、会社の技術・業績向上に貢献できる設計士になりたい。そして、会社の新しい技術や工法開発の場にも積極的に参加したいです。また、設計部では近年、女性の社員・スタッフが増えてきました。その女性たちのよきロールモデルとなれるよう、笑顔を忘れずに頑張っていきたいですね。

今後の目標 写真
黒沢建設を志す方へ一言 写真

Message

就職活動では、自分の中で「こういう仕事がしたい」、「こういう現場に携わりたい」という譲れない軸をもって臨めば、数多ある企業の中から、よき出会いがあるのではないかと思います。もちろん、自分の思うようにいかない場面もあるでしょう。でも、そんな経験も、自分自身の内面と向き合い、自分が本当にしたいこと、やるべきことは何かを考える貴重な時間ではないでしょうか。ですから、ぜひ信念をもって取り組んでいただきたいです。黒沢建設は、本人が望めば、年齢や性別に関わらずさまざまな経験をさせてくれる環境があり、そこでの努力を評価してくれることが魅力ですね。

一日のスケジュールDaily time schedule

8:45出社

先ずは、お客さん等からのメールチェックです。必要であれば、その対応をします。

9:30スタッフへ図面や資料作成の指示

スタッフに図面や資料作成の指示をします。急遽対応しないとならない作業もしばしば。

13:00構造設計担当者との電話、メール対応

構造設計事務所の方と進捗状況の確認や作業内容の質疑などを電話、メールを利用して行っています。

17:00スタッフの作業確認

スタッフに指示した一日の作業状況を確認します。構造計算と図面に食い違いがないか自分へのチェックも兼ねて。

18:00退社

構造計算書や図面の提出スケジュールに遅れが出ないか確認し、翌日の準備をして帰宅します。